収入の高さから「ゴールドライセンス」などと呼ばれる職業はいくつもありますが、その中でも一際輝きを放っているのが医師です。病院に勤務している一般内科医の年収は、2014年でだいたい1200万〜1500万くらいだといわれています。開業医の方が年収は高いとされていますが、病院によってかなり違いがあり、入ってくるものも大きければ出ていくものもまた大きいといえるようです。ただ、一般的には勤務医のおよそ1.7倍の年収はあるといわれています。つまり、単純に計算すれば、開業医の年収は2040万〜2550万円ということになります。勤務医の年収だけでも相当なものですが、いかに開業医が稼いでいるかがわかるというものです。
医師になるにはどんなに短くても8年はかかります。まず、大学の医学部で6年間にわたり医学課程を学ばなければなりません。その後、医師国家試験に合格してからさらに最低でも2年間は臨床研修を受ける必要があるからです。そして、この研修では、さまざまな科を回ることになりますが、それぞれで最低1か月は研修するようにという決まりがあります。しかし、内科に限っては違います。内科は他の科と比べて格段に扱っている領域が広いからです。ざっと挙げただけでも、循環器疾患、神経系疾患、消化器系疾患、呼吸器疾患、内分泌腺疾患、アレルギー性疾患と非常に多岐に渡っています。そのため、内科だけは一般的に6か月の臨床研修が必要だといわれているのです。
内科に限らず医師全般の年収は高いとされています。しかし、やはり金額の高さに見合った働きをしているといえるでしょう。仕事は多忙を極め、休みも返上して診療に当たっている医師は世の中にたくさんいます。医者の不養生という言葉がありますが、あまりの激務の影響から自身は大変不健康な生活を送らざるをえないのが現状なのです。また、せっかく高い年収があってもそれを使う休みがないというような状態のことも多いようです。高級車を乗り回しているイメージはあっても、使う時が限られていて、こだわりの1点にお金をつぎ込んでいるといった方が正解かもしれません。
しかし、自分の行った治療によって患者さんが回復した時の喜びは、何物にも代えがたいものに違いありません。また、その一方で懸命の治療もむなしく命を救うことができなかったという場面に立ち会うのもまた医師の宿命といえるでしょう。やはり、年収の高さに相当する重い責任を負っているのが医師という職業だといえそうです。
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