医師とは病気やケガを治す絶対的な存在であり、その手に人の生命がゆだねられます。医師になるには専門の学業を積み、国家試験を経、臨床で多くの経験を重ねて、少しずつ独立したひとりの医師として患者さん・生命に向き合っていくことになります。こうして一人の医師として活躍できるようになるまでには、非常に長い時間を必要とし、その間に人の生命を預かれるだけの膨大な知識と高度な技術を習得していかなければなりません。医師となってからも医学・医療に対する自己研鑽と、生命を救う方策を考え抜くことは大きなミッションとなってきます。
40代ともなれば医師としてのキャリアを重ね、勤務先では重要なポジションについたり、医療の最前線に立つ医師も多いことでしょう。年収的にも高額を狙うことができる年代です。
平成22年度の統計データのよると医師年収の平均は月収約88万円、年収は約1,200万円です。一般病院の勤務医の場合、平均年齢40歳で年収約1,200万円、医科長や診療部長などの役職クラスになると平均年齢45歳で月収1,500万円、副医院長1,600万円、医院長1,800万円ぐらいが相場、開業医の場合には年収は2,500〜3,000万円と言われています。40代の医師年収は総じて1,000万円代を超えています。40代の若いうちに開業したとすると最初は開業資金のローン返済などで大変かもしれませんが、病院経営が軌道に乗りローン返済が早く完済できればその後の年収はかなり大きなものになるでしょう。
一般的に医師年収は卒業・国家試験合格後に義務付けられている2年間の研修医勤務の後、進路をどの道に進めるかによって差が出てくると言われています。大学病院医局勤務と市中病院勤務では年収に約2倍の差があります。また日本の医師年収の特徴は専門とする診療科別による年収差は比較的少ない方ではありますが、医師数が全体的に少ない小児科・産婦人科・麻酔科・外科などの医師年収は比較的高額です(例えば3,000万〜)。勤務先の病院に左右される傾向も強いため‘転職をしたら年収が倍になった!’というのはよく聞く話です。
さらに地域差が顕著であることも大きな特徴です。医師不足が深刻な状況にある特に北海道や東北地方、過疎化が進む山陰地方、長崎や沖縄などの離島勤務の医師年収は高く、若手の医師でも年収2,000万円で引き合いがあったり、ケースによっては4,000万円、5,000万円でオファーしてくる病院もあります。40代医師は知識、経験、そして体力も多分にあり、年収UPを含め多くのことにチャレンジできる年代と言えるでしょう。
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